賢友流空手道長年の夢


賢友流空手道長年の夢


 賢友流空手道創設80有余年、その歴史は関西大学体育会空手道部出身の第二代宗家友寄隆一郎と、遠くブラジルの地で賢友流空手道を広めてこられた天理大学空手道部出身の横山彰男先生にさかのぼります。

 創設以来、関西大学と、天理大学は賢友流の僅か2校の大学における協力団体です。

 学生大会での対戦は数知れず、勝ったり負けたりは有りましたが、優勝をかけ決勝で戦うことはありませんでした。しかし夢の対決が実現する時がやってきました。令和4年10月16日、近畿大学記念体育館で行われた第63回全関西大学空手道選手権大会で関西大学体育会空手道部は、男子団体組手で龍谷大学、近畿大学、同志社大学に勝ち、35年ぶりに決勝戦へ進出しました。

 一方、天理大学空手道部は、男子団体組手で関西学院大学、芦屋大学、大阪経済法科大学に勝ち、決勝戦へ進出しました。両校が決勝戦で激突、その結果天理大学が、昭和58年以来39年ぶりの優勝。

 賢友流空手道の門下生の一員としてこれ以上の喜びと感激は、ありません。いつか両校が決勝戦で相まみえることが出来ればと思い描いてきました。両校学生の拳闘をたたえます。

 天理大学、田中千秋監督、関西大学、日下真一監督、本当に夢を叶えて頂きありがとうございました。                                      

 小林 隆 

 
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